これだけは覚えておきたいルール(2)
2012.01.20 | マナールール・豆知識
■OB(アウトオブバウンズ)の判定■
ゴルフ競技で必ず出会うのが「OB」ですね。
便宜上、いろいろなカウントの仕方がありますが、まず1打罰であることを認識してください。
上の図の場合、「白杭二本の内側のライン」がその境界となります。
この線に少しでも触れていれば、セーフです。
図の白球はOBで、黒玉ふたつはOBではありません。
ティーショットでOBらしきところへ球が行った場合、”暫定球”を打ちなおしましょう!
この時、必ず「暫定球を打ちます。」とコールしてください。
でないと、最初の球はセーフであっても無効となります。
打数は、初めに打った球が1打、そして1打罰で2打、打ちなおした球は3打目となります。
よくあるのが、OBとなった1打目はカウントせずに、打ちなおしからカウントし、最後に2打を足す方法もあります。
このことで、OBが2打罰と思われがちですが、あくまで便宜上のカウントに仕方ですのでお間違えの無いように。
また、多くのゴルフ場で見る進行上のローカルルールで、”プレイング4”がありますが、これは前方の所定の位置まで進む分の距離分を1打とカウントするため、3打に1打を加えて4打目からのプレーになるため”プレイング4”と呼ばれます。
では、2打目でOBを打った場合はどうでしょう?
2打に1打罰を加えて3打。そこから打ちなおす球は、4打目となります。
こんな場合もありますね。
打ち上げでグリーンが見えず打ち過ぎて行ってみるとOBだった。
この場合は、その球を打ったところにもどって打ちなおさなければなりません。
「あやしいな・・・」と思ったら遠慮せず必ず大きな声で「打ちなおします。暫定球打ちます。」と言って打ちなおしましょう!
ルールを知って楽しくラウンドしましょう!